

ヒューマインドは、1986年6月7日大阪府内の同和地区の福祉を推進するための中核施設として設置された後、2002年4月には特別対策としての同和対策の廃止に伴う一般対策への移行に伴い、名称も「大阪府同和地区総合福祉センター」から「大阪府福祉人権推進センター」に改め、急速な高齢化に伴う福祉ニーズの普遍化に対応した自立支援型福祉社会への転換など、社会状況の変化に対応した事業を展開してきました。
さらには、「ソーシャルインクルージョンを目指す中間支援組織」としての役割を強化し、社会的排除の対象となりやすい人々への支援として、ハンセン病回復者や野宿生活者への支援、情報・コミュニケーション障壁により権利侵害を被っている聴覚障がい者への支援等の事業に取り組んできたところです。
このたび示された大阪府の「財政再建プログラム」では、ヒューマインドを運営する当社会福祉法人大阪府総合福祉協会は、大阪府の指定出資法人から「自立化を促す法人」へと位置づけが変わり、大阪府からは直接的な運営支援を受けない独立した法人として新たな旅立ちをすることとなりました。
このため、改革検討委員会での検討を経て、さらに効率的・効果的な事業運営を念頭に置きながら、社会的援護を要する人々への自立支援と自立型地域福祉の推進を基幹事業とし、事業収入による運営を原則とする自主事業、介護事業等の公益性の高い事業にも取り組んでいくこととしました。
これらの取り組みを通じて、法や制度だけでは解決できない福祉の「新しい領域」を、自立支援型福祉という「新しい手法」によって、「ひと」と「地域」を蘇らせるとともに「福祉と人権」を踏まえつつ、初期の精神を継続・発展させてまいりますので、今後とも一層のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
2009年4月
社会福祉法人大阪府総合福祉協会
理事長 大北 規句雄
|